ニュース·May 14, 2026·5分で読める

FRBで4票の反対票。CPI 3.8%。利上げ確率30%。インフレに関するコンセンサスが割れた。

4月CPIは前年比+3.8%——2023年5月以来最高の読みだ。前月比では0.6%上昇。食品とエネルギーを除くコアCPIは前年比+2.8%を維持した。同日、4月PPIはコンセンサス予想0.5%に対し+1.4%で発表された——2022年3月以来最大の生産者価格の乖離だ。

これは四捨五入の誤差ではない。系統的なパターンだ。

4票の反対とそれが示すもの

直近のFRB会合では多数意見に対して4票の反対票が出た——FOMCの反対票数として1992年以来最多だ。4人のメンバーが同時に多数派に反対票を投じたとき、次の2〜3回の会合での政策転換の確率は、市場が織り込んでいるベースケースを大幅に上回る水準に上昇する。

CME FedWatch:30%利上げシナリオ

CME FedWatchは2026年末までのFRB利上げ確率を30%と示している。利下げではなく——利上げだ。4月の実質賃金は前月比0.5%、前年比0.3%低下した。

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ルスラン・アヴェリン投資家 & マーケットアナリスト

資本配分、リスク、市場構造について執筆。