4大企業——Microsoft、Google、Meta、Amazon——は2026年のAI向けCapEx合計で3200億ドルを超える見通しを発表している。これは単なる設備投資ではない——テクノロジー産業史上最大の投資サイクルだ。
真の問いはどこが支出するかではない——誰がこの支出から利益を得るかだ。
全体像
MicrosoftはAzureクラウドとCopilot製品向けデータセンターに800億ドルのCapExを発表した。Google(Alphabet)はGoogle CloudとBard/Geminiに750億ドルを割り当てた。MetaはAdvantage+とジェネラティブAIアルゴリズムを動かすデータセンターに650億ドルを投じる。Amazon(AWS)は最大の1000億ドルで、AWS拡張とAlexaインフラを含む。
支出から恩恵を受ける層
第1層——ハードウェアと半導体: Nvidiaはトレーニング用GPU(H100/H200/B200)で圧倒的な地位を占める。しかしAMDはインファレンスで目に見えるシェアを獲得し始めており、GoogleのカスタムシリコンTPUとAmazonのTrainiumは特定のワークロードでNvidiaへの依存を減らしつつある。
第2層——データセンターインフラ: 電力管理と冷却が実際のボトルネックになっている。Vertivは2年間で180%上昇したが成長は続いている。EatonはデータセンターのUPSと電力分配ソリューションを提供する。
第3層——電力: データセンターは莫大な電力を消費する。原子力・再生可能エネルギー企業が静かに恩恵を受けている。Constellation Energy(CEG)はMicrosoftやGoogleのデータセンターと直接電力契約を締結した——多くの投資家が知らない本物の成長ストーリーだ。
注目すべき点
大規模なCapExサイクルは必ずしも即時のリターンを意味しない。データセンター投資は通常18〜24か月後にリターンが生まれ始める。これは第2の波の受益者——このインフラ上にアプリケーションを構築する企業——が2027年に現れることを意味する。
多くのインフラ企業のバリュエーションは大幅に上昇している。VertivはPER30倍で取引されている——成長が続けば正当化されるが割高だ。私はポジションを構築するために押し目を待っている。
あまり語られない最大のリスク:AIのリターンが期待を下回れば、この巨大な支出サイクルは激しい失望を引き起こすだろう。しかし現時点では、需要はサプライチェーンのあらゆる層で供給を上回っている。
