2026年第19週はFRBの決定とドル安の続きをもたらした。何が起きたか、そして何が追跡する価値があるかを整理する。
数字で見る市場
S&P 500は5642で引けた。週間で+1.1%の上昇だ。Russell 2000(小型株)は+2.8%——予想以上のパフォーマンスで、市場が信用環境の改善を織り込んでいることを示唆している。
Nasdaq 100は19,840で引け、+1.5%の上昇。テクノロジーセクターは強い決算シーズンを背景に引き続きリードした。
DXYは99.2——6週連続でドルへの圧力が続いている。EUR/USDは1.13で取引されており、金は3400ドル超の水準を維持した。
FRBの決定:サプライズなしの据え置き
FRBは4.25〜4.50%での据え置きを決定した。市場が96%の確率で織り込んでいた通りだ。声明は「インフレの進捗が停滞した」と示唆するバランスのとれた内容だった。これは利下げがまだ先であることを意味する。
パウエル議長の記者会見では利下げへの示唆は一切なかった。市場は現在、最初の利下げを2026年12月と織り込んでいる——私にはこれは合理的な賭けに見える。
今週、私が注目したこと
第1に、Russell 2000が予想以上に好調だった。小型株は金利に敏感であり、その上昇は市場が「高金利でも許容できる成長」というシナリオを信じていることを示す。
第2に、利回り曲線が引き続き平坦化した。10年債と2年債のスプレッドが23ベーシスポイントに縮小した——注視に値する水準だ。
第3に、NvidiaはAI半導体の中国向け輸出に関わる規制の不確実性があるにもかかわらず、1000ドル超の水準を維持した。
来週注目すること
4月の米国CPI(消費者物価指数)が最大の市場ドライバーとなる。インフレに上振れサプライズがあれば、利下げ期待は再価格付けされ、市場を圧迫するだろう。街の予想は3.1%——私はリスクが上振れ方向に傾いていると見ている。
